男女共同参画社会における「いらすとや」さんの脅威!
皆様、こんにちは!
のんきーです。
先日、倉吉市駄経寺町の「倉吉市立図書館」さんにお邪魔した時のことです。
6月が、倉吉市の「男女共同参画推進月間」だったらしくて、「啓発パネル」が展示されていました。
(少し前の話で申し訳ありません(^。^;))
「男女共同参画」ってスゴい言葉ですよね。
なんか、古めかしいというか、お役所的というか…
特に「参画」って言葉がスゴいなあ。
日常生活で使ってみたい言葉の1つですね
(ノ´∀`*)
似た言葉で「参与」ってのもありますね。
日本政府での専門用語としては「有識者を特定の行政事務における相談役として任命し、非常勤の国家公務員の地位を与えたもの」(Wikipediaから引用)という意味もあって、「内閣官房参与」なんて肩書きもあります。
名刺の肩書きの最後にさりげなく「内閣官房参与」ってあったら、なんかめちゃめちゃカッコいいじゃないですか!
一度でいいからのんきーも「内閣官房参与」になってみたいっす(ノ´∀`*)
のんきーには、何の見識もありませんけどね(  ̄▽ ̄) コマッタヤツ
…脱線しました。
「啓発パネル」の話でした。
わざわざ、「啓発パネル」って断るところが、お役所らしく律儀で泣かせますよね。
「男女雇用機会均等法」から30年なんですね。
「男女雇用機会均等法」によって、女性労働者の権利が守られ始めたわけですね。
でも、つい数年前まで、鳥取県中部を本拠地とする中小の事業所や個人向けの とある金融機関では、女性職員は結婚すると退職してパートタイム勤務に移行しなければならない不文律があったそうなのです
((((;゜Д゜))) マジデスカ
なかなか法律が適正に運用されなかった実状もあるんですな。
「28歳の働く私」です。
1965年です。
前世紀かつ昭和です。
第二次世界大戦が終わってから20年しか経っていない時代の話です。
ただ、今も外見上はこういう感じの優しそうな事務職員さんっていらっしゃいますよね。
「優しい」ことが、「立場が弱い」のとの裏返しじゃないと信じたいですね。
1975年です。
「パーマネント」ですな。
1985年です。
「聖子ちゃんカット」ですな。
同じ髪型の人がたくさんいるって、スゴいですね。
1995年です。
「肩パット」ですな。
2005年です。
かなり今風?
1965年から10年おきに2005年まで、「28歳の働く私」が展示されていました。
でも、なぜ「2015年」は無いのでしょうか?
「28歳の働く私」のイラストが製作されたのが、2005年頃だったからでしょうか?
それとも、
「2015年バージョンは、まさに今働いているあなたの姿です!」
みたいな、特別な意味があるのでしょうか?
特に理由が掲示されているわけではないのに2005年で終わっていて、なんだか気持ち悪いです(・・;)
さらに、
「28歳の働く私」のイラストが、最近よく目にする「いらすとや」さん風であり、年代により髪型や服装こそ異なるものの、顔の造作やプロポーション全く同じ(メークもほぼ同じ?)なのも意味ありげです((((;゜Д゜)))
「時代は移り、髪型や服装が変わり、法律も色々出来るけれど、物事の本質は所詮同じなんだよ。」
とか言われてているようにも思えちゃうのです。
ま、それはのんきーが考え過ぎなんでしょうがね(^。^;)
本当に怖いのは、「いらすとや」さんのイラストが、日本社会に浸透し過ぎていること((((;゜Д゜)))
自治体や一般企業や事業所の印刷物やホームページなどに多用され過ぎて、なんだかまずい気がするのです。
「いらすとや」さん自体は、ちっとも悪くないのです。
それどころか、フリーで使えるイラストもたくさん公開なさっていて、とても素晴らしいです(*´ー`*)
怖いのは、のんきーも含めた「社会」が「いらすとや」さんを安易に多用し過ぎている事なのです。
クローン的なものに頼り過ぎている社会は脆いんじゃないかと心配なのです。
「文化の多様性の担い手」であるはずの図書館に、ある意味画一的・クローン的とも言えるイラストたちが、お役所の手によって、並列的・大々的に、疑いのない正義の名の元に、啓発的に掲示されていたという事が、のんきーには少しショックだったというお話でした\( ̄0 ̄)/ナンカ、コジラセテテゴメン
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