夏のごちそう\(^-^)/「がんちゃ汁」!
皆様、こんにちは!
のんきーです。
お盆に親類の家で「がんちゃ汁」をいただきました(*`・ω・)
「がんちゃ」とは、「モクズガニ(藻屑蟹)」のこと。
日本各地で食用にされているカニみたいですね。
有名なあの「上海蟹」は「モクズガニ」の一種なんですって( ̄ー ̄)
親類の小学生の男の子が、大人に手伝ってもらいながら、近くの川に魚のアラを餌にした網罠を仕掛けて、捕獲したものらしいです(*´ー`*)
その男の子はカニを飼いたくて、食べることには反対なのですが…
そのカニを遊びに来たのんきーが食べてしまうという、世の不条理であります
( ̄▽ ̄;)
とても、力が強いです。
動きも速く、すぐに逃げだそうとします。
めちゃめちゃ動きまわります(・・;)
生きるために必死なのですねm(_ _)m
よく洗います。
手を挟まれないようにタオルでカニを包んで…
「バキバキ」
ハサミを、もぎ取るのです((((;゜Д゜)))
ハサミを取れば、危険は少なくなるのです。
ハカマ(フンドシともいうらしい)を剥ぎ取ります。
カニ的には、非常に辛い状況だな。
そして、
手足をもぎ取るわけです。
「バキバキ」((((;゜Д゜)))
これが、カニ1匹分。
どんどん解体していきます。
これで、4匹分。
全部で5匹を解体しました。
もしもカニ型宇宙人がこの様子を見たら、逆上して全人類を皆殺しにするかもしれません。
そういえば「プレデター」に出てくる宇宙人って、顔面がカニみたいですよね。
このカニの手足のまずは半分を、水と一緒に…
ミキサーにかけます。
「ガガガ」
以前はこの工程を包丁で叩いたり、すりこぎで擦ったりしていたけど、ミキサーを使うようになってとても楽になった、ということでした。
手作業だったら大変ですよね。
「カニジュース」
が出来ました。
(さっきまで生きて動いていたカニの生の汁なので「カニジュース」と呼ぶことにしましょう\( ̄0 ̄)/)
これをザルにあけておきます。
さらに、手足の残りの半分と水をミキサーにかけます。
「ガガガ」
出来た「カニジュース」もザルにあけます。
(「カニジュース」……禍々しいネーミングをしてしまったかもしれません(^。^;))
そして、カニミソが入っている甲羅も…
ミキサーで「ガガガ」です。
今までの「カニジュース」より、カニミソ分だけオレンジ色がかっています。
この「カニジュース」もザルにあけます。
そして、ザルで濾します。
おおかた濾せたように見えますが…
さらに、もう少しお水をかけて…
エキスを絞り出します。
出来ました「精製カニジュース」!
これを飲みます!
というのはウソですm(_ _)m
この「精製カニジュース」でナスを炊くのです。
ナスを…
短冊切りにして…
「精製カニジュース」に入れて、加熱します。
ふわふわに泡立ってきました。
徐々に温まってきました。
沸騰しています。
これで、淡水棲のカニの体表や体内にいた様々な微生物たちも、おいしく死滅したことでしょうヽ( ̄▽ ̄)ノ
お醤油と…
塩で味を整えます。
ふかふかしたダマダマが浮いてきました。
これらは、蛋白成分が凝固して分離したものと思われます。
ネギをたくさん載せて、完成です。
お椀によそってもらって、いただきますよ
ヽ( ̄▽ ̄)ノ
凝固したふかふかのダマダマは、半固形状。
このふかふかの旨味が濃いのです
(ノ´∀`*)
ナスもすっかり柔らかく炊けました。
ふかふか以外は、おすまし状で上品な風味です(*´ー`*)
カニの旨味が余すところなく味わえるお汁でした\(^-^)/
あの力強いカニの生命をいただいたので、元気になった気がします(* ̄ー ̄) スマンノ
親類の家では「がんちゃ汁」と呼ばれているこのお汁は、調べてみると、広く「つがに汁(がん汁)」と呼ばれ、日本各地で食べられているようです。
生命のパワーが詰まった、珍しくておいしいお汁をいただきました。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
にほんブログ村 鳥取県情報ランキング に参加しています。
励みになりますので、ぽちっとお願いします。
0コメント